2025年3月3日、高等学校第65回卒業証書授与式が厳かに挙行されました。
今年の卒業式は珍しく、雨天の中で執り行われ、午後には雪が降りしきるという、今年最も寒い一日となりました。しかし、その厳しい天候の中でも、卒業生たちは堂々とした姿で最後の学校行事を迎えました。
卒業生たちは、高校1年生の時にコロナ禍による制限のある学校生活を経験しながらも、仲間とともに学びを深めてきました。高校2年生では、状況の緩和とともに修学旅行に出かける機会を得て、多くの経験を積むことができました。そして高校3年生では、新学習指導要領のもとでの新しい共通テストを乗り越え、未来へと歩みを進める準備を整えました。


式典では、学校長より式辞が述べられました。ここ数週間の国際情勢にも触れながら、「目まぐるしく変化する世界の中で、本校での学びをどのように生かし、変化が当たり前となった社会や世界で、どのように活躍していくべきか」を問いかける言葉が卒業生に贈られました。卒業生たちは、それぞれの道を進む中で、自らの力を信じ、柔軟に変化しながら未来を切り拓いていってほしいと思います。
新たな門出を迎えた卒業生の皆さんの前途が、希望と輝きに満ちたものとなることを心より願っております。ご卒業、誠におめでとうございます。