女子バレーボール部は、2025年1月5日から東京体育館で開催された「春の高校バレー(第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会)」において、初出場ながら全国ベスト16という輝かしい成績を収めました。
初戦(2回戦)では秋田令和高校(秋田県代表)にフルセットの激戦を制し全国大会で1勝をつかみました。続く3回戦では安来高校(ヤスギ・島根県代表)に1セットを先取し本校がリードした試合展開でしたが、安来高校の猛追を許し、フルセットの激闘の末、惜しくも敗れましたが、堂々たる戦いぶりを見せました。
また、今大会最大規模となる1,000人を超える大応援団が駆けつけ、選手たちに熱い声援を送りました。その熱い応援が、選手たちの力となり、試合を通じて最高のパフォーマンスを発揮する大きな原動力となりました。
大会を通じて、選手たちは自分たちの持てる力を存分に発揮し、多くの感動と勇気を与えてくれました。ご支援くださった学園関係者、教職員、保護者、卒業生をはじめ、会場や画面越しで応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
なお、新チームは過日行われた「令和6年度 県民総合スポーツ大会兼高等学校男女バレーボール新人大会(埼玉県新人戦)」で初優勝をつかみ取りました!




春高バレーを終え、女子バレーボール部監督・選手・部員たちから、コメントをいただきました!
春高での挑戦と感謝、そして次なる目標へ
監督 引地美果 (保健体育科教諭)

選手の時から「春高」は特別な舞台でした。その「春高」に指導者になってから選手たちに立たせてもらい、今振り返ると大変感慨深い気持ちです。初出場ながらも臆することなく、練習してきたバレーボールを思いっきりやり切った選手たちの姿勢を心から誇らしく思います。
そして、全国大会で1勝を勝ち取ることができたのは、選手たちの努力と皆様の熱い応援があってこそだと思います。学園関係者、教職員、生徒、保護者、卒業生など1,000人を超える大応援団の皆様が、選手たちに熱い声援を送ってくださったことが、普段通りのプレーを発揮する力となりました。
私たちは日頃から、誰からも応援されるチーム作りを目指していますので、たくさんの方々に応援していただき、勇気や感動を与えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
全国ベスト16という結果を残せたことは自信にもなりましたが、あと一歩目標に届かなかった悔しさも持ち帰ってきました。この悔しさを胸に、来年度も同じ舞台で戦える力をつけるために、生徒たちと共に練習に励んでいきます。春高をもって3年生は引退し、新チームがすでにスタートしていますが、春高を経験した1・2年生は今まで以上に高い目標を持って練習に取り組んでいます。狭山ヶ丘らしく明るく元気でひたむきに日々の練習を積み重ねていきますので、引き続き新チームも応援よろしくお願いいたします。
改めまして、この度はたくさんのご声援、ご支援、本当にありがとうございました。これからも女子バレーボール部をよろしくお願いします。


憧れの春高で得た経験と感謝
キャプテン 藤野美花(高3・アウトサイドヒッター)
春高バレーは、私にとって小さい頃からの憧れでした。その舞台で最高の仲間とともに試合をすることができ、貴重な経験を得ることができました。
試合を振り返ると、春高という舞台は3年生の意地が輝く大会であると改めて感じました。対戦した安来高校の追い上げには、3年生の意地が一球一球に込められており、その勢いにのまれないよう、私たちもまた、意地を示すことで勝敗を決定づける流れを生んでいました。
今回、春高バレーに出場するにあたり、多くのご支援とご声援をいただき、本当にありがとうございました。会場まで足を運んでいただき、応援してくださった方々、ライブ配信を通じて応援してくださった方々、皆さんの応援が大変大きな力となりました。
この経験を糧に、より一層の努力を重ね、応援してくださる方々に勇気と感動を届けられるよう頑張ります。これからも狭山ヶ丘高校女子バレーボール部に変わらぬご支援とご声援をよろしくお願いいたします。
レギュラーメンバーから


夢の舞台・春高で得た成長と感謝
泉帆夏(高3・ミドルブロッカー)
私にとって春高バレーは、小学生の頃からの夢の舞台でした。高校生になり、この舞台に立ちたいという思いで努力を続けてきました。その成果として春高バレーに出場し、夢を叶えることができ、バレーボールと向き合ってきて本当に良かったと感じています。結果としては悔しさが残りましたが、多くの方々からの応援に対する感謝の気持ちや、そこで得た感動を決して忘れることはありません。
選手生活を振り返ると、入学当初は周囲との実力の差を痛感し、同じレベルで戦えるように毎日努力を積み重ねてきました。その努力が実を結び、仲間とともにコートに立ち、初めてのインターハイ、そして春高での試合を経験し、大きく成長できたと実感しています。これからの人生でも、この貴重な経験を活かし、さらなる挑戦を続けていきたいと思います。
春高での挑戦と仲間との絆
伊藤菜々美(高3・リベロ)
春高を振り返り、本当に最高の舞台でバレーボールができたこと、何にも代えがたい嬉しさです! 小さい頃から夢見ていた場所への切符をつかみ、これまでの練習の成果を十分に発揮することができました。
この3年間、朝から晩まで毎日練習を積み重ね、つらく苦しいこともたくさんありました。それでも、家族よりも長い時間を仲間と共に過ごし、支え合いながら乗り越えてきました。その努力の成果が全国ベスト16という結果につながり、本当に報われたと感じています。この貴重な経験を、これからの人生に活かしていきたいと思います。
春高での成長と感謝の想い
倉田友鈴(高3・オポジット)
大会を振り返ると、目標としていたベスト8には届かず悔しい気持ちもありますが、技術面でもメンタル面でも大きく成長できたと実感しています。
1,000人以上の方々からいただいた応援が、私たちにとって大きな力となりました。会場まで足を運んでくださった方々や、画面越しに応援してくださった皆様に、心から感謝しています。
高校3年間を通じて、バレーボールの技術だけでなく、気遣いや気配り、視野の広さなど、人間性も磨くことができました。この貴重な経験をこれからの人生にも活かし、さまざまな形で恩返しをしていきたいと思います。
最高のライバルである監督とともに
森きらら(高3・ミドルブロッカー)
応援、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。目標としていたベスト8には届きませんでしたが、初めて春高という舞台に立ち、1,000人を超える方々が応援に駆けつけてくださったことを通じて、改めて多くの方々に支えられていることを実感しました。また、試合ではいつもとは違う雰囲気や緊張感を肌で感じ、得難い経験ができました。
3年間目標としてきた全国大会出場を2度も達成することができました。目標達成には、練習では最も手強い存在である一方、試合では最高の味方となってくださった引地先生のご指導があったからです。そして、保護者の皆様をはじめ、多くの方々のご協力があったからこそ、私は3年間、本気でバレーボールに打ち込むことができました。
バレーボールを通じて、技術だけでなく、人として大切なことも学ぶことができました。これから社会に出ても、ここで得た経験や学びを活かし、成長し続けていきたいと思います。
先輩の背中を追いかけて、さらなる高みへ
西村日那(高2・セッター)
今回の春高では、初出場ながらベスト16という結果を残すことができました。これは、さまざまな面で支えてくださった多くの方々のおかげだと思います。
3年生は試合や練習時に、プレーや声かけでチームを引っ張ってくださり、その姿に支えられることで、安心していつものようにプレーすることができました。先輩たちの背中を追いかけながら、自分も成長することができたと感じています。
春高という大舞台で得た経験を忘れず、これからは、私自身がチームに欠かせない存在となり、再びこの舞台に立って先輩たちを超えられるよう、全力で頑張ります!
次こそベスト8! 全身全霊で!!
宮澤七聖(高2・アウトサイドヒッター)
たくさんの応援とご協力をいただき、本当にありがとうございました。結果としてはベスト16に終わり、悔しい思いをしましたが、応援に駆けつけてくださった多くの皆さんを前に感動し、大きな勇気をもらいました。その勇気が、春高という大舞台で、思い切り、そして楽しくプレーできたことにつながりました。
3年生と共に戦う最後の試合でしたが、その姿はとても頼り強く感じました。自分も頼りにされる選手、先輩になりたい、と強く思いました。また、対戦したチームから学べることも多く、それを無駄にせず、新チームに活かして、必ず全国の舞台で戦いたいと思います。
新チームでは来年、ベスト8を目指し、応援してくださっている方々に感動を与えられるような姿を見せられるように、全力で頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。
春高の経験を次に繋げて
室心乃(高1・リベロ)
本当に貴重な経験ができたと思っています。出場にあたり、たくさんの方々にご協力と応援をいただき、その力で全力を出すことができました。感謝の気持ちの大切さを痛感しました。また、この大会を通して、さまざまな強いチームのプレーを目の前で見て、自分の足りない部分を学ぶことができました。
結果として悔しい終わり方をしてしまいましたが、その悔しさを忘れずに、次年度の新チームで活かせるようにしたいです。新チームではメンバーも変わるので、新しい自分たちの強みを作り、同じ舞台で戦うべく、日々の練習も、もう一度本気になって頑張りたいと思います。
ベンチメンバー(高3生)から


最後の舞台で得たもの、そしてこれから
副キャプテン 毛呂心咲(高3・アウトサイドヒッター)
高校生活最後の大会で、春の高校バレーという素晴らしい舞台で戦えたことを本当に嬉しく思います。目標には一歩届かず、悔しい思いをしましたが、全国大会という舞台で本気で勝とうと戦ったことは、まさに高校生活のハイライトとなりました。
3年間を振り返ると辛いことや苦しいことばかりだったかもしれません。ですが、仲間と協力し合い、家族に支えられながら、最後までやり遂げることができました。また、人間としても成長することができました。これから得たことを人生に活かしていきたいと考えています。
最後に、この3年間を支えてくださった多くの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
最強の挑戦者として、感謝を込めて
坂本愛梨(高3・アウトサイドヒッター)
たくさんの応援とご協力、ありがとうございました。当日は会場を埋め尽くさんばかりの大応援団の心強い応援を力に、大舞台で自分たちのバレーをすることができました。目標には一歩届かず、悔しさが残る試合となりましたが、最強の挑戦者として最後まで戦いきることができ、本当に良かったと思います。
数ある高校の中からこの高校を選び、同じ目標を持つ仲間と出会えたこと、日々切磋琢磨しながら技術力や礼儀、人間性を磨き成長させてくれたこの環境は、私にとってとても充実した3年間となりました。たくさんのご協力、本当にありがとうございました。
一緒に戦った仲間と共に、感謝の気持ちを込めて
谷靖葉(高3・セッター)
春高という大舞台で、1,000人以上の応援団の皆さんと共に戦うことができました。目標としていたベスト8には届かず、悔しい結果となりましたが、辛いことや苦しいことも、切磋琢磨しながら一緒に乗り越えてきたこのメンバーで戦えたことをとても嬉しく思います。ご支援、ご協力いただきました皆様には、心から御礼申し上げます。
高校バレーの3年間を通して、バレーボールだけでなく、仲間の大切さや人として大切なことをたくさん学びました。これからは、学んだことをしっかりと活かしていこうと思います。本当にありがとうございました。
応援団長から


応援団長としての挑戦と感動の瞬間
川本朱莉(高2・アウトサイドヒッター)
この春高バレーでは、応援団長として最前列で声援を送りました。初戦の秋田令和高校戦では、なんと1,000人を超える皆さんが会場まで足を運んでくださいました。これほど多くの方々をまとめるのは初めての経験でしたが、皆さんのご協力のおかげで、全員がスムーズに応援席に入り、試合開始前には全員が応援席に揃いました。
吹奏楽部との初めての共同応援が実現した瞬間、人をこんなにも感動させる応援があるのだと心から感じました。試合が進むにつれて、東京体育館が狭山ヶ丘カラーに染まっていくのを肌で実感しました。私たちだけでは、この素晴らしい応援を作り上げることはできなかったでしょう。皆さんの応援があったからこそ、最高の応援を作り上げることができました。
来年もここで戦うことを目標に、これからも頑張ります!
次のステージへ
春高の舞台を経験した3年生はこれで引退となりますが、彼女たちの想いを受け継ぎ、新チームはすでに始動しています。1・2年生は先輩たちの背中を追いながら、さらに高い目標を掲げ、来年の春高出場を目指し練習に励んでいます。
今年の春高は、本校にとって新たな歴史の1ページとなりました。これからも「狭山ヶ丘らしく、明るく元気でひたむきに」努力を続けてまいりますので、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
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