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進学指導guidance

狭山ヶ丘高校の進路指導について

 狭山ヶ丘高等学校は「進学校」です。高校入試が終わって入学したらすぐに、今度は全員が大学入試を見据えて日々学習していくことになります。本校教師陣が十分に準備して熱意を持って行う授業、朝ゼミ、放課後ゼミ、長期休業中の講習など、各類からの生徒たち1人1人の志望校合格を実現する環境が整っています。
 しかし、大学進学は長い人生の中では1つの通過点に過ぎません。本校では生徒たちがただ何となく大学進学を選ぶということが決してないよう、明確な目的意識を持たせる進路指導を行っています。「大学とはどのようなところなのか」、「なぜ大学に行くのか」、「大学では何を専攻したいのか」、「なぜその大学でなければならないのか」といった本質的な問いを投げかけることによって、主体的なつ能動的に大学進学を選ぶことができる生徒たちを育てます。強い目的意識に支えられてはじめて志望校合格は実現するのです。
 本校では、進路指導においても対話を重視しています。年に数回行われる二者面談や三者面談を通して、志望校合格に向けた計画を一緒に立てていきます。特に3年次の面談では、大学入試の様々なデータや全国模試における志望動向といった最新の情報をもとにして、生徒たち1人1人に最適な出願プランを提案します。 現在の大学入試は多様化・複線化を極めていますが、出願に関する不安や悩みは必ず解消されます。
 いよいよ2021年から大学入学者選抜改革が始まります。移り変わる入試制度への漠然とした不安が広がっています。しかし、本校では変わる部分と変わらない部分とをしっかりと見極めた進路指導を行っていきます。各大学の最新の発表を具に見ていくと、当初予想されていた程の抜本的な改革が行われないようであることが明らかになってきています。現時点でただ1つ間違いなく言えることは、確かな「知識・技能」が無ければ、「思考力・判断力・表現力」は身につかないとうことです。変わるとむやみに騒ぎ立てて過度な不安を抱かせるのではなく、地に足をつけて確固たる「知識・技能」を習得するよう指導していきます。
 高い志を胸に日々勉学に励む生徒たちは、無限の可能性を秘めています。高校生活と大学入試を通して、生徒たちは忍耐力をつけてたくましく成長します。自立への第一歩となるような、実りある3年間にしていきましょう。

国立大学現役合格者から(平成31年3月卒業)

文系

東京学芸大学教育学部初等教育教員養成課程国語選修 山本 春喜(所沢市立狭山ヶ丘中学校出身)

 東京学芸大学は教育の専門大学であり、「教員になりたい」という同じ志を持った仲間と切磋琢磨することができます。また、大学に付属する学校での教育実習など、著しく変化する教育現場の実情を最前線で捉え、学びを実践するための環境が整っています。
 初等国語選修の受験科目は、小論文と面接でした。小論文は、国語の教科担当の先生に添削をお願いし、特訓していただきました。先生にはとても厳しく指導していただき、自分の知識の無さ、考えの浅さを思い知らされる毎日で、何度も投げ出しそうになりました。また、面接は多くの先生に練習をしていただきました。どんな質問が来るか、毎回ある程度予想してから臨んでいるつもりでしたが、事前練習でまともに答えることができた質問は数えるほどしかありませんでした。落ち込むこともありましたが、「まだまだやれる」と前向きに考えるようにしていました。
 私一人の力では、合格を手にすることはできなかったと思います。面談で背中を押してくださった担任の先生、小論文、面接指導をしてくださった先生方はもちろん、本当に多くの人たちの支えがあったこその結果です。毎日欠かさずお弁当を作ってくれた母。小論文対策にと、新聞の社説を毎日切り抜き、畑で採れる野菜とともに送ってくれた祖母。クラス、学年の友人や軽音楽部の後輩たちも、応援してくれました。支えてくれた多くの人たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。この感謝の気持ちを忘れずに大学4年間を過ごしていきます。
 狭山ヶ丘には、あなたを合格に導いてくださる先生が大勢いらっしゃいます。もちろん自分の努力は必要です。「自分にできないことなどない」と、己の可能性を信じて様々なことに挑戦し続けてください。

 

3ヶ年の指導方針

1学年の指導方針〜自分を見つめ直す1学年〜

この学年におけるタスク→「職業・学問研究」・「文理選択」

 自分の生きることの社会を知り、その中でどう生きていきたいかを考えます。高校生だか らこそ、中学時代には出てこなかった発想がたくさん生まれるでしょう。 この学年では 「文系」、「理系」という将来に向けての大きな選択が待ち構えています。目先の「教科」 で選ぶのではなく、この先数十年を見渡した選択をするよう、職業との繋がりや大学で学ぶ学問、といった広い視野を養います。

2学年の指導方針〜大学・学問を知る2学年〜

この学年におけるタスク→「第一志望校決定」

 漠然とした大学に対する意識を確固としたものにするのがこの時期です。大学には何があり、何ができるのか、そして何のために行くのか。主体的な大学進学をするためには 、きちんと知っておく必要があります。
 そしてその情報を基によく調べ、よく考えることにより、「第一志望校」を決定するのがこの1年間の大きな課題です。長い受験を戦い抜くことができる目標意識を養います。

3学年の指導方針〜諦めずに戦い抜く3学年〜

この学年におけるタスク→「第一志望校合格」

 この 1年間は苦しい 1年間になるでしょう。最後まで諦めず戦い抜くことができるかが重要です。各々が掲げた目標を叶えられるよう、適切な情報を与えて入念な受験戦略を立て、精神的なサポートをする役目を私たちは果たしていきます。
 しかし、実際に戦うのは私たちではありません。ここまで培ってきた精神力を武器に、根負けしない大学受験を成し遂げ、全員が笑顔で卒業していくことを期待します。

 

進路指導室

 進路指導室には、各大学の赤本を中心に多くの資料が揃っているだけではなく、学習スぺースも充実しています。進路指導部長をはじめ進路担当の教員が在室しており、進路や学習についての疑問や悩みをその場で相談、解決できます。

 

大学入試改革の流れは、これまで狭山ヶ丘が目指してきた姿そのもの

 これまでは、学力といえば、学んで身につけた知識や技能そのものを指すことが一般的でした。
 しかし、今回の大学入試改革では、知識や技能などの重要性は変わりませんが、それを活用して自らが問題の発見と解決に向けた主体的・協同的な学習を重視し、「考える力」を育成することが求められています。つまり、これからの社会で活躍できる力を身につけることが目的なのです。
 この改革で求められる3つの学力「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」といったものは、狭山ヶ丘が長きにわたって大切にしてきた力そのものなのです。
 最近は何かと「思考力・判断力・表現力」が注目されていますが、これらの力は「知識・技能」という堅固な土台があってこそ育まれるものです。また今後、本校でも表現力などを身につける授業がさらに増えていくなかで、「知識・技能」は自学自習で補う必要性がますます高まっていきます。
 本校では自学自習をサポートすることで、主体的に学ぶ力を育んでいます。とくに学ぶ意欲というのは目的意識をもつことによって高まります。進路ガイダンスや二者面談/三者面談を頻繁に実施して、志望大学や将来の夢などの目標に向かう力につなげています。

      
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